休養
健康とは…「健康の三大要素」
「健康に気を付けよう!」と思った時、今の生活習慣のなかで、まず何を改善しようと考えますか?たとえば、食べ過ぎに気を付けたり、運動不足を解消したり…と、食事や運動について思い浮かべることが多いのではないでしょうか。
WHO(世界保健機関)の定義では「健康とは、肉体的、精神的及び社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病または病弱の存在しないことではない」とあります。病気であるかどうかだけではなく、その人にとって体と心、社会生活においても良い状態であることが健康であるとされています。
また、「運動」「食事・栄養」「休養」が健康のための三大要素であり、実際にはそれぞれがお互いにかかわりあって、健康な状態が成り立っています。
「休養」の役割
休養は、疲労やストレスと関連があり、体と心の健康を保つために大切です。休養には心身の疲労を回復し、もとの活力ある状態に戻すための「休む」ことと、明日に向かっての鋭気を養い身体的・精神的・社会的な健康能力を高める「養う」ことの2つの側面があります。
休養をとろうとすると、まず時間を確保することが必要となります。また、その時間を単にゴロ寝して過ごすのではなく、趣味やスポーツなどで積極的に過ごすこと(積極的休養)、心身を整えたり、人間関係を築いたり、自分をみつめなおす時間を作ることなどにより、今の健康だけでなく将来の健康をも考えていくところに、休養の本当の意味があると言えます。
ストレスと血糖値
ストレスの多い状態が続いていると、血糖値のコントロールに影響することがあります。
体や心にかかるストレスを完全になくすのは、現実的には難しいことです。休養をとることなどにより、ストレスとうまく付き合っていきましょう。
ライフスタイルは人それぞれ、自分にあった休養を!
休養をとり、心と体の健康を保っていくためにはどういう工夫ができそうですか。
今の生活習慣を振り返りながら、この機会に自分に合った方法を考えてみましょう。