福岡市健康づくりサポートセンター

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糖質の基礎知識

糖質の基礎知識

糖質は体の主要なエネルギー源で、私たちにとって欠かせない大切な栄養素です。しかしながら近年、肥満や血糖値上昇の原因として極端に糖質を制限する人もいます。糖質について正しく知って、健康づくりに役立てていきましょう。

糖質とは・・・?


炭水化物の一部で、炭水化物は人の消化酵素で消化できる糖質と難消化性の食物繊維でできています。食物繊維はエネルギー源にはなりませんが、糖質は最終的にブドウ糖に分解され、血液によって各組織に運ばれて体を動かすためのエネルギー源となる重要な栄養素です。特に脳の活動には欠かせません。しかし、砂糖などの糖類(単純糖質)は血糖値を急激に上げやすいので、とり方には注意が必要です。
糖質を多く含む食品は、穀類・いも類・かぼちゃ・とうもろこし・大豆以外の豆類(小豆など)・砂糖などです。

どのくらいとればいい・・・?

糖質の上手なとり方


とりすぎが気になる糖質の強調表示をチェック


甘味料について


糖尿病専門医によるQ&A

Q.糖質制限について
A.最近、糖質制限を推奨する本や雑誌が沢山みられますが、日本糖尿病学会は糖尿病の食事内容について炭水化物の摂取量は総エネルギーの50〜60%が適切であるとしています。炭水化物制限が肥満の是正に有効という報告はありますが、減量効果は1年以内の短期的なものであること、また、結局摂取カロリーが一時的に減った結果である可能性が指摘されています。摂取カロリーが同じで炭水化物制限すれば蛋白質・脂肪の摂取量が増えることになりますが、脂肪摂取量の増加により心血管疾患発症や総死亡率が高くなることも報告されています。ジュースや菓子類での単純糖質は是非制限したいものですが、食物繊維を多く含み重要な体のエネルギー源である複合炭水化物をバランス良く適量とることは有用と考えられています。
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